9月6日の地震についてのレポートと感じたこと

2018年10月10日

先日起きた北海道地震にはさすがに驚きました
幸いにして私の所は被害がほぼなかったし、今も被災の影響を受けている地域に住んでいる人のことを考えるとこうやってブログ記事にするのはどうかとも思ったのですが、とりあえずその時自分は何をしていたかということだけでも書いておこうと思います

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朝6時まで

9月6日は午前2時30分くらいまで起きていました
アマゾンプライムでアニメの「いぬやしき」を見ていたら続きが気になってつい夜更かししてしまったわけですが・・・
さすがにもう寝ないとまずいな、と思ってベッドに入ってなんとなくまどろんでいるうちに家がガタガタと鳴り出しました

いかんせん脳は半分寝ているようなものだったので、「あれ?ちょっと大きいな!」くらいに感じてはいましたが、揺れだしてから数秒後にスマホから緊急地震速報の「ウーウー」っていうあのいやな音が鳴り出してやっと完全に目覚めることに。

すぐにテレビをつけてNHKをかけると私の住んでいる地域は震度5弱と出ていました
そう、この時はまだ電気があったのです

胆振地方では震度6強(確か最初はこうだったはず)の地域があったのを知って、けっこうデカかったしちょっと家の中の様子を見てみるかな、くらいの感覚で調べて見ました

結果、私の机においてあったサーモスのコップが落ちていたのと、仏壇の位牌等仏間に置いてあるものがいくつか落ちていたくらいで食器類は無事であることが判明。

サーモスのコップは頑丈だし床に落ちたくらいで壊れはしません
むしろやわらかい床材がへこんでいるんではないかと心配したくらいです
大丈夫だったけど。

まぁ一応「位牌とかはちゃんとしないといけないなぁ、でもあれだけ大きい地震だと余震もあるだろうからとりあえず床に置いて余震がひと段落してから元に戻そう」と考え、仏間であれこれと片付けていると照明が「ジジジ」と鳴った次の瞬間には停電してしまいました

いきなり辺りが真っ暗となり何も見えない状態に。
目が慣れるまでしばらくその場で待機して自分の部屋に戻って窓から外を見てみると、ウチだけでなく周りのマンションからも明かりが消えています

非常用の物なのかいくつかの街灯が薄い光を放っている以外は明かりらしい明かりは特に見当たりません
しかしこの段階では「ちょっとヤバくない?」くらいの認識でしかありませんでした

しばらくするとなぜか本州にいる友人から「地震大丈夫か?」とラインが入ってきました
あの時は「停電しているけど大丈夫だよー」くらいののりで返していましたね

むしろなんでこの時間に地震があったことがわかるんだ、と。
1人はテレビつけたまま寝落ちして気づいたらニュースでやってたとか言ってるし、もう1人はこんな時間なのに持ち帰りの仕事やってたって言ってるし・・・
「けっこう有名な企業なのにブラックだなw」というやり取りを数人でやったあとはバッテリーの残量が気になるので寝ることにしました

テレビも見れないしやる事もないしで寝るしかないのですが高揚してしまってさすがに寝ることはできませんでしたね
眠いことは眠いのですが救急車のサイレンはひっきりなしに鳴っているし、ヘリコプターの旋回音も聞こえていましたから。

なんとなくうつらうつらとしていると外がはっきりと明るくなっていました
時計を見ると6時になっていました

午後3時まで

めちゃくちゃ眠いけど気分が高ぶって寝られない、そんな状況の中、陽が昇ってしまったので仕方なく起きることに。

さすがに3時間経ったしそろそろ停電も復旧しているかな?と思いテレビをつけようとするも反応なし。
そして外に出てみると信号がついていない!

「うわー、これは本格的にやばいなぁ」なんて考えていたら近くに住んでいる弟がやってきました
なんでも発電機があるはずだから取りに来た、との事です

うちで経営している築50年以上のボロアパートは私と父と母がそれぞれ1部屋ずつ使っていて、さらにアパートを借りている人が一人住んでいます
6月に越してきたばかりでどこに何があるかもよくわかっておらず、両親は3日の月曜から韓国に海外旅行に行っているのでこんな朝早くから電話しても出ないだろうし、バッテリー消費するだけだろうからラインだけ送っとけばいいやと思ってましたが、弟と話をしてとりあえず連絡することに。

連絡は弟に任せて水を溜めたり他の部屋をまわって散乱しているものがないか調べたりしていたら、父と連絡をとった弟がやってきて「うちでよく見る発電機は実はうちのものではなく単に仮置き場として置いていること、そして今は遠くに置いてあること」がわかり発電機の使用を断念することになりました

まぁ、スマホの充電くらいなら車に充電用の機器があるとの事なのでそれを使えばいいや、という結論に達したのですが、このあとどうするかという話になりました

この時には「火力発電所がダウンしていて再度立ち上げるのに電気が必要なので水力発電所の電気を使って復旧しようとしているんだけどうまくいかない」という情報を弟が知人経由で得ていました

今思うと正確な情報でしたね

さらにこの時間ですでにコンビニには多くの人が並んでおり電池とカップ麺中心に棚が空っぽになっている、とも聞きました
幸いにしてうちにはカップ麺やインスタントラーメンが備えてあったので弟夫婦の分も合わせて2日くらいは持ちます
水もガスも問題なく使えるのであまり心配はしていませんでした

ただ、弟の住んでいるマンションが水道が電気を使って動かすポンプ式であるため水道が使えないとの事でした
多くのマンションがこのタイプらしくて、マンション住まいの方は水を確保するのが難しかったようです(後の報道で知りました)

うちに来ればその点だけは大丈夫なので、電気が復旧したときに備えてブレーカーを落としておいて(すっかり忘れていたけど、復旧したときに過電流で火事や電気機器のショートが起こる事が怖い)あとはひたすら待つことに。

そのうち携帯基地局の非常用バッテリーが心もとないのかスマホの電波も入らなくなりました

何していいかよくわからないし、昼にカップ麺食べたら寝不足という事もあって軽く寝ることに。
そうこうしているうちに3時くらいになったらいきなり電気がつきました

9月7日まで

電気が復旧してテレビをつけてやっと被害の規模の全容がわかったのと同時に、うちがかなり早い段階で電気が復旧したことを知りました
おそらく開発局に関連する施設が近くにあるだろうからというのが要因でしょう
役所関係やほくでんの周辺が最速で復旧したらしいですね

うちはとりあえず普段と問題なく生活できるようになったので、弟夫婦が犬を連れてうちに泊まることが決定した1時間後くらいに、たまたま札幌に家探しに来ていた親戚から「今日泊めてほしい」と電話がありました

ほぼ普段通りの生活ができるので「いいよー」と返事してシャワーを浴びてお出迎えの準備をし、7時くらいからみんなでご飯を食べながら「今日こんなことがあったよ」と談笑しながら久しぶりにみんなで時間を過ごしました

停電からの復旧が早かったので冷蔵庫や冷凍庫の中も問題ありません
前日の台風の時に停電しても開けたりしなければ1日は持つという情報をツイッターで得ていたのも大きかったです

あたたかいご飯が食べられることやシャワー・トイレが使えることをありがたく感じながらその日を終えました

言いたいこと

弟のマンションの電気が復旧したのは翌日の夕方以降とかなりかかりましたが、8日の0時までには多くの地域で電気が復旧したようです

それから10日近くが過ぎて色々とネットで情報を得ていると2点ほど気になったことがあったので、遅ればせながら今回ブログに書くことにしました

1点目はほくでんの対応についてです
ブラックアウトしたことやその後の復旧までに時間がかかったことに対して非難の声が大きいのは知っています
しかし、うちのように早く復旧できた家があった事はきちんと伝えておきたいと思いました

うちの電話はひかり電話なので停電していると電話が使えません
電気が復旧した約1時間後に親戚から電話があったことを考えると、早くに復旧していたからこそ親戚と連絡をとることができ、きちんと寝る場所を提供することができたのは僥倖といえるのではないかと思っています

まぁ、お互いにスマホの番号知らなかったってのもありますが・・・
とはいえ携帯基地局の電源がほぼ死んでいる以上スマホの電源が十分でも電話がつながりにくい状況なんだから、やはりあのタイミングで電気が復旧したのは自分にとっても大きかったです

一応、「ほくでんもやることはやっていたんだし、それによって助かった人もいるんですよ!」という事は言っておきます

2点目は「道民が非常時にジンギスカンやって楽しんでいてけしからん」と非難している発言がネットであったことです
カセットコンロを常備している家庭だって当然ありますし、損壊している地域を除けばガスは市内のほとんどが、そして電気で動かすタイプのポンプを使っている家やマンション以外では水道も問題なく使えています

電気がいつ復旧するか予想できないけど火と水は使えるという状況の中、冷蔵庫にいれておいたものの中で傷むと困るものから先に消費しようという考えに十分な合理性があるのは明白だと感じます

それが道民の場合はジンギスカンの肉だったというだけの話です

ついでに言うとジンギスカンの肉は真空パックの袋に入っているものが多く、電気の通っていない店舗等でも他の生鮮食品より若干長持ちするので店頭に置いておきやすいというのもあるのではないかと思います

「タンパク質をとりたいけれども少しでも安全なものを」と考えるのは自然なことだし、買う方だってこういう非常事態だからこそ長持ちするものを選ぶのは無理もないでしょうしね。

必ずしもジンギスカン=パーティー用食材ってわけではないんですよ!

あ!ついでに言っておきますけど私たちはジンギスカンはやってませんよ!
ごはん炊いて買い置きした缶詰あたりをおかずにしていただけです

自分たちがジンギスカンやってたからこう言うことを言っているわけではないので誤解なきように。

さいごに

被害が大きかった地域はニュースでやっているように厳しい状況にあります
ですが幸いにしてうちはほぼほぼ被害はありませんでした

今回の地震は同じ市内でも被害に大きな差があるのが特徴といえます
ですので、その”差”があることを発信したいと思いました

観光業界はキャンセルが相次いでいるらしいです
しかし被害には本当に差があるので、道内への観光を迷っている人がいたら「大丈夫ですよー」とは言っておきたいです
市内中心部や定山渓方面は今では普通に営業していますし、何と言っても築50年以上のうちの木造ボロアパートが大丈夫でしたからね

最後になりますが、被災された地域の早い復興を願って、ここで記事を終えようと思います

雑記

Posted by ぺぺ