野菜を最初に食べるというのは間違っていた?

2018年3月2日

食事をするときはまず野菜を食べて、それから肉や魚を食べるようにしましょう
という話を聞いたことがある人はけっこういるのではないでしょうか

ですが、最近ではこれはあまり健康的な食べ方ではないとされています

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野菜から食べると胃の中でどんなことが起きているのか

空腹時ってのは胃液が胃の中で大量に分泌されている状態です
この胃液により胃の中に入った食物が消化されて体に吸収されるわけですね

しかし、野菜から食べると胃液が薄くなってしまうので消化不良を起こしやすい状態になり、結果として食べたものの栄養素をうまく体が吸収することができないというデメリットが出てきてしまいます

したがって、そのあとに肉や魚などを食べてもタンパク質をうまく吸収できず、栄養を十分に体に吸収させることができないという事です

ダイエットにはいい?

野菜から先に食べましょう説のメリットとして、先に野菜を胃の中に入れる事によって満腹感を感じたり、糖や脂肪の吸収を抑える働きに期待できる、っていうのがあります

まぁ、これに関しては糖や脂肪の吸収を抑える働きっていうよりは、上で述べたように胃液が薄くなることで消化不良を起こしやすい状態になる事を別の角度から言い直したものだと思います

しかし、結果として糖や脂肪の吸収を抑えるってことは、肉や魚に含まれるタンパク質をうまく吸収できなくても、ダイエットには一定の効果があるんじゃないの?と思ってしまいますよね

ですがこれは危険な考え方です

そもそも太る要因の大部分は、糖質を多くとる事によりインスリンが分泌されて糖が脂肪に変わることです
肉や魚に含まれている脂質に加えて糖から変化した脂肪までもが過分に体に摂取されてしまうことが太るメカニズムです

したがって糖を多く含む炭水化物の多量摂取が根本的な原因であるといえます

また、野菜から先に食べる事で必須アミノ酸や必須脂肪酸を十分に体内に取り込むことができないというのも問題です
必須アミノ酸や必須脂肪酸は食事を通してでしか体内に取り入れる事ができません

逆に糖は糖新生といって筋肉に蓄えられたタンパク質を分解してできるアミノ酸、脂肪から分解されるグリセロールなどを原料にグルコースが作られる仕組みがあるので、糖は食事以外でも自分の体内で生成する事が可能です

ですので、野菜から先に食べる事でタンパク質や脂質の吸収を阻害する必要な全くないという事です

さらに言えばこのダイエット法は意図的に栄養不足状態を作り出すことで行うダイエット法であるので、あまり推奨できるやり方ではないと言えるのではないでしょうか?

ちょっと疑問

でもここでちょっと疑問が生じます

例えばとんかつ定食を食べたとしましょう
とんかつ定食の中身はご飯・とんかつ・キャベツの千切りとしておきます

先にとんかつから食べるにしろ、キャベツの千切りから食べるにしろ、胃の中に入ったものが瞬時に消化・吸収されるわけではないですよね

それぞれ約20分くらいの時間をかけて食べるならいいのかもしれませんが、そうすると食事を終えるのに1時間もかかってしまいます

でも私なら量にもよりますが、だいたい15~20分くらいで食べ終えてしまいます
そうすると胃の中で食物がごっちゃになっているはずなので、理想的な栄養の摂取をしているとは言えない状況のはずです

という事は食べる順番を意識する事にはたして意味はあるのでしょうか?

私はほぼほぼないと思っています

まとめ

野菜から食べるダイエット、というのは理屈の上では栄養素の消化・吸収を阻害して行うものなので決しておススメのやり方ではないです

ただし、消化・吸収は胃の中に入ればすぐに行われるものではないので、そもそも食べる順番にこだわる必要はほとんどないであろうと。

極論っぽく聞こえるかもしれませんが、少なくともある程度健康な人がやることではないと思います

逆に糖尿病の疑いがあるような人など、栄養素の取り方に少しでも気を付けないといけない人は、野菜を先に食べるというよりはご飯などの炭水化物をあとに取る食べ順を意識した方がいいですね

私は食べる順番に無頓着なこともあって、親からは「野菜から先に食べろってTVで言ってたぞ」って言われるんですけど、今度言われた時はきっちりと意味ないって言ってやろうと思っていますw

まぁ、ダイエットしたいならしっかりと食事をして、適度な運動をしましょうってことですね

雑記

Posted by ぺぺ