犬のしつけに関するおススメのサイトはここ

2018年7月18日

私は犬が好きでいつか飼いたいなと思ってはいるのですが、様々な制約があってなかなか実現しそうもないんです

ですが、近くに住んでいる弟が柴犬を飼い始めてちょくちょく遊びに来るようになったため、うちに来た時はワンコ中心の生活になりつつあります

ただそうなると色々と問題行動も起こすわけでして、ちょっと悩んだ時期もありました

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悩ませた問題行動

まず最初に言っておくと今も問題行動が治まったわけではないのですが悩むという事はなくなりました

それを踏まえて問題行動を挙げると

  • 噛み癖
  • 散歩時の強い引っ張り
  • 他の犬との接触
  • 拾い食い

だいたいこんなところでしょうか

これらの事を解消するために主にネットで情報を集めてみたのですが、ホントに色々なサイトがありますね

ネットの情報は信じられるのか

Googleで「犬 しつけ」で検索すると数多くのサイトがヒットします

しかも「噛み癖」とか「引っ張り」とかそれぞれで検索すると、同じサイトが検索の1ページにずらずらっと出てきますよね

でも対処療法は各サイトによって正反対の事がかいてあったりします

例を挙げると「しつけにはゲージに入れっぱなしにしておくのがいい」というサイトもあれば「ゲージに入れっぱなしだとストレスが溜まって問題行動が多くなる」とか。

いったいどっちやねんw

とツッコミたくなるような事が書かれているものがけっこうあります

素人からするとこういった正反対の事が書かれているサイトがなぜ検索の1ページ目に並ぶのか不思議でしょうがないと思いますが、これには理由があります

それは検索システムは正しい事が書かれている順番に並んでいるわけではないという事です

検索の表示の順番は色々な要素が複雑に絡み合って決まっているのですが、分かりやすい所で言うと多くの人が見ているサイトがより上位に表示されやすいというのが挙げられるでしょう

他にもサイト運営者は検索で上位に表示されるようあの手この手の施策を行っています(これをSEO対策といいます)

ですので検索システムはより人が集まり、しかもSEO対策もしっかりとられているサイトをより評価しているということになります

考えてみれば当たり前の話ですが、Googleは別に犬のしつけについて絶対的な解決法を知っているわけではないですよね

検索システム側から言うとこれだけの人が集まるサイトなんだから有益な情報がありますよ、という指標を示しているに過ぎないと言えると思います

だからと言ってこれらの上位サイトは適当な事が書かれているのかというと決してそんなことはないです

ですが検索システムの特性上、老舗のサイトや古い情報が上位に表示されやすいというのは言えるでしょう(より多くの人に見られてきているという実績があるため)

こういった点を踏まえると検索の1ページ目にあるからといって、その情報を鵜呑みにするのはよくないと思います

おススメのサイト

では何を基準に信頼できる情報を探せばいいのでしょうか?

私は以下の2点を重視しています

  • 海外からの新しい情報に触れている
  • カーミングシグナルやボディランゲージについて詳しい

まず1つめの「海外からの新しい情報に触れている」ですが、これについて日本はペット後進国であるという意識を持った方がいいです

法的なこともそうですし、パピーミル問題、獣医師会やペットフード界隈と政治家・農水省との癒着など解決してほしい問題は色々とあります

そして海外で行われているペットの研究は獣医師会やペットフード界隈にいる人にとっては都合の悪い情報が多いこともあり、海外からの情報をシャットアウトする傾向がかなり強いという事が言えます

「去勢や避妊手術がペットの健康に悪影響を与える可能性について」、なんていう海外の研究結果を日本の獣医師会は触れもしませんよね?

したがって海外からの新しい情報に触れている情報サイトはけっこう貴重です

2つめの「カーミングシグナルやボディランゲージについて詳しい」については1つめの「海外からの新しい情報に触れている」と被る点がありますが、これも詳しい解説をしているサイトは少ないです

当たり前ですが、犬は人間の言葉を喋れるわけではありません

でも犬は自分の気持ちを何らかの方法で人に伝えようとしています

それを人が読み取るにはカーミングシグナルやボディランゲージを理解する事が不可欠です

カーミングシグナルとはcalm(落ち着く)とsignal(合図)を組み合わせた造語で、ノルウェーのトゥリッド・ルーカス氏が発表した理論です

自分自身や他の犬・人に対して落ち着いてほしいとか敵意がないことを伝えるためにとる行動をまとめたもので、例えば目を背けるとか争いに発展しそうな犬同士の間に入るとかといったものが紹介されています

夫婦喧嘩をしていると飼い犬が仲裁するように間に入った、なんて話を聞いたことがあると思いますが、これは単なる美談ではなくカーミングシグナルを使って「落ち着いて!」と促している行動だった、という訳ですね

カーミングシグナルについては日本語訳させた著書がありますよ

ボディランゲージについてはデンマークの動物行動のスペシャリストであるヴィベケ・リーセが有名です

カーミングシグナルを含めた様々な犬のしぐさや行動から感情を読み取ろうとするもので、こちらも書籍が発売されています

リンク

以上の事を踏まえて私が個人的におススメする犬の情報を発信しているサイトを挙げてみようと思います

doggystation

ドッグビヘイビアリストの田中雅織さんと謎の進行役のジョナサンによるYouTubeのチャンネルです

「犬と人の暮らしを考える番組」と銘打っていてカーミングシグナルやボディランゲージの重要性、そして海外からの情報の紹介など幅広くテーマを扱っています

最近ではNHKが動物虐待を正当化して良いのかという動画も発信していましたね

他には【JKCとはどんな団体か(前編)他】なんかも一般の愛犬家ではなかなか知る事ができない情報が公開されています

doggystationのリンクはこちらです

犬のココカラ

犬のプロたちが交代制で記事を書いており、老犬のケアに関する記事も豊富で今後の自分にもためになるものであると感じています

また、実際に海外に住んでいて、現地での犬との暮らし方についての情報の紹介など多岐にわたって様々な情報が掲載されています

「犬・しつけ」で検索すると似たような情報サイトは多く出てきますが、それらの中では最も信頼に足る犬の総合情報サイトではないでしょうか

犬のココカラのリンクはこちらです

ドッグウォーカー博士のスローライフ

ここは正直紹介すべきかどうかかなり悩みました

いわゆるしつけをしないしつけ法というものでなるべくストレスを与えずに生活する事を実践しているのですが、完全に人を選ぶのではないでしょうか

確かストレスというのは良いものも悪いものも含めて生物が生きていく上で必要不可欠なものだったはずなので、そういった意味でも論理的にどうなのか?とは思います

しつけをしないやり方が犬と現代の人との生活において適正であるかどうか、というのが学術的な研究で証明されていないのも気になります(単に私が知らないだけかもしれませんが)

しかしカーミングシグナルやボディランゲージの詳細を動画や画像を通じて説明していて、そこは大変勉強になります

カーミングシグナルやボディランゲージの重要性がわかっても、どういった所作がそれに該当するのかわからない、というのはあると思いますので。

それらの疑問を解決してくれるサイトです

ドッグウォーカー博士のスローライフのリンクはこちらです

こちらのブログを参考に引っ張りが軽減された際の記事です

まとめ

昔と違ってネットで探せば犬に関する情報はごまんと出てきます

しかしそれゆえに古かったり、誤った情報が多く出回っているのも事実です

私自身カーミングシグナルやボディランゲージの詳細について分かっているわけではないので、きちんと解説したサイトが非常に少ない事を残念に思います

このサイトは参考になる、というのを見つけたらその時は追記して紹介しますね

雑記

Posted by ぺぺ