星界シリーズが面白かった
今年ももうすぐアマゾンプライムデーがやってきますね
アマゾンプライムデーはアマゾンプライム会員がお得に買い物できる一大イベントな訳ですが、プライム会員は通常でも様々な特典があります
アニメや映画の見放題サービスもあるので私もよく利用しています
プライムビデオ
アニメや映画見放題のサービスのことはプライムビデオって呼ばれています
まぁ見放題といってもアマゾン側が指定した作品のみが対象ってだけですけどね
でもかなりの数が用意されていて「全部見てやるぜ」って息巻いても無理です
それぐらい多数の作品を視聴することができます
で、私の場合はアニメをよく見ているのですが最近は星界シリーズが面白かったのでちょっと紹介したいと思います
星界シリーズ
星界シリーズと銘打っていますがアニメ版では
- 星界の紋章
- 星界の戦旗
- 星界の戦旗II
- 星界の戦旗III
とシリーズ化されています
主な登場人物はアーヴっていう帝国の王女ラフィールと地上人からアーヴの貴族になったジントっていう少年(青年)です
この2人を中心に展開されるジュブナイルスペースオペラといった感じで、紋章では敵地での逃避行、戦旗では宇宙船での戦闘、戦旗IIでは領民代行としての職務、戦旗IIIではジントが帰郷した際の話が展開されています
ラフィールは帝国の王女ということなのでプライドは高いけど決して高慢なわけではなく、アーブ以外の世界をあまり知らないがゆえにたまに融通のきかない発言をしますが根は純粋であるのがよくわかるキャラクターです
ジントは地上人だったけれども複雑な状況を経てアーブ貴族という身分を手に入れることになります
そしてラフィールと行動を共にすることになり、ラフィールに人生をささげることを決意しますが、自身のアイデンティティがアーブ人と地上人のどちらにあるのかを悩んだり、寿命の違い(アーブ人は地上人よりも寿命が長い)による時間の流れの感じ方の差を気にしたりと、ザ・一般人といった感じです
また、ラフィールとジントの関係性も清々しい、でもじれったい関係が続くのでついつい最後まで気になってしまいました
こういうのが好きな人にははまると思います
雰囲気がやや似た作品としては巌窟王が挙げられるかな?
あちらは主人公たちによる恋愛的要素はありませんが、各話冒頭にアーヴ語によるナレーションがはいるところとか、結論を先に言わず回りくどい会話が往々にしてあるところとかになんとなく既視感を覚えます
紋章の見どころ
※2018年7月現在ではプライム対象作品から外れました
紋章での見どころは大きく分けて2つあります
1つはフェブダーシュ男爵領での監禁からの脱出です
このフェブダーシュ男爵というのがなかなかの曲者で、中の人は子安武人という声優さんです
この人はぶっ飛んだキャラを演じることが多いので、アニメファンならこの特徴的な声を聴けば敵か味方かはすぐにわかるでしょうw
もう1つはフェブダーシュ男爵領から脱出したあとの、本来の目的地であるスファグノーフ侯国での逃避行です
スファグノーフ侯国が敵に奪われてしまったため結局この星からも脱出しなければいけなくなってしまい、変装したり街で潜伏したり遊園地で銃撃戦をしたりしながら、最後にはとある方法で脱出します
ここでの話としては黒髪に染めたラフィールが可愛い、の一言に尽きます
見どころの説明についてはこの一言で十分でしょうw
戦旗の見どころ
※2018年7月現在ではプライム対象作品から外れました
実は戦旗は途中までしか見ていません
というのも7月以降はプライムの対象でなくなってしまったからです
戦旗IIも戦旗IIIもまだプライムなのになんでだよぉ
アマゾンさん、早いうちに復活させてください(切実)
その見た範囲内で話を簡単に説明すると、戦旗は紋章の3年後の話で宇宙戦が中心です
ラフィールは突撃艦バースロイルの艦長にジントはその書記として乗り込み、人類統合体という敵性国家と戦います
そしてけっこうピンチに陥ります
いや、もう帝国皇女が乗っているのがばれてるんじゃないかってくらいです
一方ジントは戦闘に関してはほぼ役に立たないけれども、新米艦長として力不足に悩むラフィールの精神的な拠り所として支えているあたりは見ていてほっこりしますね
戦旗ではなんといってもエクリュアという第二のヒロインか?というキャラの存在ですね
ジントに興味深々です
まぁ、別の意味で興味を持っているわけですが、三角関係に発展か!とかちょっと期待して見ていましたよ
戦旗IIの見どころ
戦旗IIでは占領した惑星ロブナスIIの領主代行となったラフィール、及び領主副代行となったジントが事件に巻き込まれていく話です(主にジントが)
出だしからいきなりジントのピンチが描写され、そのあとでそうなるまでに至った経緯が展開していきます
徐々に明らかになるロブナスIIの秘密とジントの甘さが招いた結果に非情な決断をするラフィールの切なさが見ているこっちをキュンキュンさせてくれました
あとはサムソンがいいやつすぎて( ^ω^)
最後はラフィールが完全に女の子をしていましたね
戦旗IIIの見どころ
戦旗IIIはOVAだったので2話分しかありません
話自体は戦旗IIのすぐあとで、ジントが生まれ故郷のハイド伯国に戻るお話です
今はもうすっかりアーブの貴族として生きているジントと故郷の友人・知人の微妙な関係性が描かれており、またアーブ帝国とハイド伯国の政治的な関係も複雑にからんでいます
2話しかないし話の展開も早いけど中身は濃いです
個人的には今までもちょいちょい顔を出していたエクリュアの裏の顔がはっきりと表にでてくる場面がよかったですね
それとラフィールはもう完全にジントにデレてます
だが、それがいい!
不満なところ
良かったところばかりいってもあれなのでちょっとなぁって思ったことも書いておきます
まず、
独自設定の専門用語が多い
紋章から宇宙戦はあるのですがいきなり平面宇宙とか時空融合とか時空泡とかソードとかって単語が作中で飛び交います
最初はもうなんのこっちゃ?って思いながら雰囲気だけで見ていました
私が説明するよりWiki見た方がわかると思うので気になる人はググって見て下さい
もう1つは、
アーブ語でしゃべる場面があると何言ってるかわからない
冒頭でほぼ必ずアーブ語でのナレーションが入ります
ここでは字幕が入りますが、アニメで字幕が入るのはやや違和感があります
劇中でもたまにアーブ語で話す場面が出てきたりすると何言ってるかわからないんですよね
ちなみにアーブ語っていうのはこの作品オリジナルの言語です
私は音の響きから勝手にドイツ語っぽいからドイツ語なんだろうと思ってましたw
最後に
不満点の部分で挙げた専門用語についてはWikiで言葉の意味を調べて理解できるともっと面白くなります
でもわからなくても、特に宇宙戦での興奮は見ていても伝わってくると思います
ガンダムに例えるならミノフスキー粒子がなんなのかわからなくても、なんかすごいものなんだなくらいのことはわかるのに似ているような感じです
作中ではミノフスキー粒子は電波妨害に使われているくらいのことはわかるけど、実は戦艦のエンジンの推進剤だったり、ビームライフルのエネルギーに使われていたりするんですけどね
そしてこの辺の設定が理解できるとシャアがガンダムのビームライフルが戦艦並みの火力を持っていることになぜ驚いているのかの意味がわかり、どんどんガンダムの世界にはまっていくわけです
どうしても専門用語が多くなりがちな宇宙ものにはこの手のとっつきにくさはつきものですが、そういうのも含めて楽しめる人にはお勧めできるアニメです
あとはラフィールがとにかく可愛い、の一言に尽きます
正論で諭せば自分の非を認める素直さと皇女ならではの凛々しさと高潔さを持ちながら、たまにデレるギャップが言うことないです
かっこかわいい女の子って感じですね
このかっこかわいいラフィールとジントがどのような関係へと発展していくのか気になります
原作はもう少し続いているみたいですがアニメ化が途切れてしまっているのが残念です
ぜひとも続編を制作してほしいものですね
また、プライムビデオだけでなくバンダイチャンネルでも視聴できますよ
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